賃貸ガレージハウスの土地活用提案を行うリビング百十番ドットコム(東京都新宿区)が、一括借り上げ事業を開始した。
「既築のガレージハウスは満室状態。入居希望者が退去待ちをしているため、最終的にオーナーが一般管理を希望する」(松島茂社長)。
ニッチニーズを狙ったガレージハウスによる土地活用を不安視するオーナーは少なくない。
実際には、サブリースという安心材料を提供することにより建築受注が伸びることを期待しているようだ。
また、3月には特定建設業免許を取得。
これまでは一般建設業免許だったため、請負金額4500万円以上の案件に関し、自社で受注することができなかった。
契約を提携建設会社に依頼するスキームで行ってきたが、今後は金額による制限なく自社で全案件を受注することが可能になる。
「実務上に大きな変更はないが、オーナーに対して信頼性は高まっただろう」(松島社長)。
これまで同社が供給したガレージハウスは70棟200室。2013年は8棟を受注した。
昨年9月以降も消費増税の影響はほとんどなく、例年通りの受注状況が継続しているという。