東京に次ぎ大阪・福岡が人気
一般財団法人日本不動産研究所(東京都港区)は、「第31回不動産投資家調査」を実施した。
その中の「不動産市場の国際化(インバウンド/アウトバウンド)について」の特別アンケートではアセットマネジャー、デベロッパー、生命保険、不動産賃貸会社など238社のうち、116社から有効回答を得た。
2012年12月以降の、インバウンド投資のビジネス機会が、「非常に増えた・増えた」の回答が7割に達した。
インバウンド投資を行った外国人投資家の地域は、シンガポールが最も多く、次いで米国、欧州(英国除く)、香港、台湾。
人気の高いエリアは、「東京が、圧倒的に人気が高い」との回答が6割以上。
東京以外の都市では、大阪、福岡、京都、横浜、札幌・北海道の順となった。
インバウンド投資のあったアセットタイプは、オフィスに次ぎ、レジデンシャルと、住宅の要望が高いことが分かった。
一方、アウトバンドに関しては、これまで実際にビジネスを行った国・地域では、米国、英国、シンガポール、インドネシア、中国(香港除く)だった。
今後ビジネスしたい国・地域は、米国、英国、シンガポール、ベトナム、オーストラリアの順だった。