約100名が都内に集結
大家さん学びの会は、初の全国大会を6月20日、東京・丸の内で開催、全国からオーナーら約100人が参加した。
東京に本部を置く同会は2004年2月にスタート。
その後、関西、岩手支部を加え、現在、全国に約400人の会員を抱える。
冒頭で挨拶した代表の水澤健一オーナーは「メンバー全員が生徒であり先生である。賃貸に関する情報の相互扶助を行う」と呼びかけ、さらに「メンバーがマネーリッチになるだけでなく、健康リッチ、タイムリッチ、マインドリッチになり、幸せを感じつつ、自分が好きな時に、好きな人と好きな場所で、やりがいに満ちた仕事をし、家族、友人、社会を幸せにする人になる」と述べ、改めて会の理念を説いた。
各支部代表による近況報告の後は、関西支部の叶温代表が「ふるさと納税」のフル活用方法を披露した。
税理士でもある叶オーナーの具体的数字を織り込みながらの説明に、熱心にメモを取る人の姿も見られた。
後半は、外食産業のコンサルタントを手掛けるブグラーマネジメントの永田雅己代表取締役が「飽和状態になった事業で生き残っていく為には」の題で講演。
空室が増える賃貸業と店舗の乱立の外食産業はともに飽和状態にある。
時に笑いも交えながらの二分野の対比を参加者の一人は「大変勉強になった」と感心した。
その後の懇親会には約90人が参加し、活発な情報交換が交わされた。