社員自らお店を行脚
「松下製麺所は言わずと知れた名店だ」
「やっぱり隠れ家的な蒲生うどんでしょ!」
約7000戸を管理するグローバルセンター(香川県高松市)の会議室では、社員たちが美味しいうどん屋について激論を交わしていた。
2月1日にオープンした「うどん県策(けんさく)」は、お気に入りのうどん屋から賃貸物件を探せる、地元PRも兼ねた新しいポータルサイトだ。
「香川県の暮らしを楽しむうえで、美味しいうどん屋は欠かせない」という思いから、約2年の構想期間を経て実現した。
サイトでは、社員お勧めのうどん屋60軒を紹介している。
「ランチがてらに写真を撮っている。県内には800軒のうどん屋があるといわれているので、掲載数をもっと増やなければ」と富田文香氏は語る。
お気に入りのうどん屋を探すと、その近辺の空室物件が表示される仕組みだ。
表示されるのは同社管理物件で、「うどんで空室対策」という面白い仕掛けになっている。