重鉄造で制震ダンパー標準搭載
日本住宅(岩手県盛岡市)が、狭小地での高層建築を狙った新商品「Neo Glassy(ネオグラッシー)」を発表した。
重量鉄鋼造の建物にスリーエムジャパンが開発した制震ダンパーを標準搭載し、地震の揺れを吸収するのが特徴だ。
狭小地で中高層建築が可能となるため、都内を中心に首都圏での提案を強化している。
これまで木造2x4で培った完全自由設計を採用し、1ミリ単位での企画・設計が可能だ。
また、共用部を減らした設計で、レンタブル比の最大化を図る。
デザインは特許庁の意匠登録認定を得た。
「東京アーバンレジデンス事業」として専門部隊が営業にあたる。
先行して営業を開始している東京では、1棟目となる11階立てのマンションが、8月中に墨田区内で着工する。
竣工は2017年7月を目指しており、年内にも現場見学会を開催する予定だ。