マンション再販の仕入れを強化
大京グループで不動産流通事業を手掛ける大京穴吹不動産(東京都渋谷区)は3月27日、買い取ったマンションの部屋に売主が最長2年間住み続けることができる『買い取り賃貸居住サービス』を開始した。
年間120戸の契約数を目指す。
買い取った住居を改修し、自社ブランド『RENOα(リノアルファ)シリーズ』として再販する事業の仕入れを強化する一環で、買い取りサービスを拡充した。
同事業の年間実績は2015年が1200戸、16年は1400戸だった。
21年には2500戸を目標に掲げている。
これまで買い取りサービスでは、売主は売却後すぐに退去する必要だったため、買い取れなかった案件があった。
その状況を受けて、買い取り機会を逃さないために同サービスを始めた。
『買い取り賃貸居住サービス』は、これまで自宅を売却して資金を得たいがすぐに引っ越すことができないニーズに対応するもの。
買い取り査定は無料。
最長2年の定期賃貸借契約で敷金は1カ月。
対象エリアは全国。
リノベーション後は主に実需向けに販売していく。