投資家への情報透明性重視
不動産を対象にしたクラウドファンディング事業を行うロードスターキャピタル(東京都中央区)は8月25日、東京証券取引所から、マザーズ市場への新規上場を承認されたことを発表した。上場は9月28日を予定する。
同社は、インターネット上で投資家から資金を集め、不動産案件への貸し付けを行うクラウドファンディングを行う。事業開始から3年ほどで同社が運営するクラウドファンディングサイトの会員数は8400人まで伸びてきた。
同社は、投資家への情報透明性を重視し、決算内容も公開してきた。2016年12月期の決算では売り上げが46億5200万円で、前期比64.2%の増収、経常利益は6億8000万円で100万円の減益だった。
現在行う貸付型だけではなく、投資家から集めた資金を特別目的会社に投資するファンド型も視野に入れ、許認可の取得を進める。