不動産の販売・賃貸・管理事業を手掛けるアズ企画設計(埼玉県川口市)は、総戸数20戸の新築賃貸マンションを民泊施設として活用する。11月中旬から事業を開始する予定だ。
同社にとって民泊事業第1号となる。物件は、JR「上野」駅から徒歩5分。人気の観光スポットである浅草寺などにも近く、外国人観光客の移動拠点として好立地にある。
マンションオーナーから借り上げて同社が運用する。当面は民泊新法の下、年間180日営業とする。
近年、訪日客数は著しく増加しており、旅行・観光事業は拡大している。その反面、宿泊施設の不足が大きな課題となっている。こうした状況下、賃貸マンションを民泊施設として活用することで、外国人観光客のニーズに応えていく計画だ。 担当者は、「外国人観光客が見込める立地に適した物件があれば、今後も民泊事業を展開していきたい」とコメントした。