地域活性事業の基金を設立

福岡県うきは市

その他|2019年12月27日

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『FARM THEATRE山北小 路きふね』の外観

福岡県うきは市、遊休不動産を活用

 福岡県うきは市は、一般財団法人民間都市開発推進機構(以下、民都機構:東京都江東区)と共同で資金を拠出しクラウドファンディング活用型の『うきは市ふるさと創生基金』を11月21日に設立した。

 同基金は、うきは市と民都機構が2000万円ずつ出資する。うきは市の重要伝統的建造物群保存地区である吉井地区・新川田篭地区の景観保存や古民家活用事業、廃校となった小学校の跡地活用事業などを公募し、それぞれの事業がクラウドファンディングを立ち上げ、そこに同基金から助成していく。

 2005年に吉井町と浮羽町が合併したうきは市は、「博多」駅から車で1時間ほどにあり、日本の棚田百選に選ばれた『つづら棚田』の風景や、イチゴ、ブルーベリー、モモ、かんきつ類など一年を通じて果物がとれることから、福岡県内や大分県など近隣からのフルーツ狩りも有名だ。11月末時点での人口は、2万9333人、1万1105世帯となっている。近年では、IターンやUターンの移住者が増えつつあるが、うきは市内の山間部では小学校が廃校になるなど課題も抱えている。

 うきは市ではこれまでも、補助金や助成金などを活用し、市の活性化につながる事業を支援してきた。

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