長崎市で小規模ホテルを運営
商品|2020年01月26日
JR「長崎」駅近くで積水ハウスが建築した2階建てホテル『グランドベース長崎駅前』を運営しているのは後田竜二オーナー(長崎市)だ。もともと関西で賃貸経営をしていたが、長崎に転居したことをきっかけに宿泊事業に挑戦。住宅への用途変更が容易にできる構造で、2019年12月1日にオープンした。親族が所有する土地の有効活用を検討するなかで賃貸住宅の経営も候補に入れていたが、家賃相場を考えると希望の利回りを実現するのは難しいと判断。活用する土地の場所がJR「長崎」駅から徒歩数分と好立地だったため、賃貸住宅として運営するよりも高い収益を見込めると宿泊事業にチャレンジした。旅館業で運営許可を得ている。
建物の中に入ると設置してあるタブレットがフロント代わりになる。長崎市内での宿泊業は無人受け付けが認められているためだ。宿泊者が外国人であれば、タブレットのカメラでパスポートを撮影し本人確認を行う。客室の内装はダークトーンで統一し、高級感をもたせている。1階は6人まで宿泊できる客室が一つ、2階は4人部屋と5人部屋の二つだ。中長期滞在できるように、1階の共有部には洗濯機を置いている。