投資用ワンルーム開発会社、アーバネットコーポレーション(東京都千代田区)は1月22日、大型台風がきても建物が損傷・浸水しない建材・設備を、今後の開発案件に施していくと発表した。
リスク管理レベル引き上げ
2019年に猛威を振るった台風15・19号による災害報道を受けて、強風・浸水にかかわる強度やリスク管理レベルを引き上げる必要があると判断した。同社では大きな被害はなかったが、一部の保有マンションで隔壁板が割れたり、扉が吹きさらしになったりした。
一級建築士でもある服部信治社長は「台風対策を施すケースはまれだと思う」と語った。