古い連絡先にご用心【災害対応・経験者から学ぶ5】 駅前不動産、クリエイト礼文 その他|2020年09月11日 7月の豪雨では九州地方などで大規模な水害が発生した 駅前不動産、被害300戸以上で確認手間取る いまだ記憶に新しい『令和2年7月豪雨』は熊本県を中心とした九州地方、中部地方など各地で水害や土砂災害をもたらした。 約1万6500戸を管理する駅前不動産(福岡県久留米市)は、管理する300戸以上の物件が被害を受け、被害状況の確認や入居者の安否確認などスタッフが対応に追われた。得られた教訓が複数あるという。 発災時、浸水被害に遭った全物件の入居者に連絡し安否確認を行ったが、連絡先が変わって電話がつながらない入居者もいた。そのため入居者情報を常に把握できる仕組みが必要だった。