レオパレス21(東京都中野区)は、外国人留学生を対象としたインターネット契約システム「LAM(レオパレスアライアンスメンバーズ)スクール」のサービスを開始した。
日本の学校に留学を予定している外国人が部屋検索システムのLAMを利用して、来日前に物件を契約することが可能となった。従来、国内の日本人学生を対象にしたLAMスクールを運営していたが、物件探しが困難な外国人留学生に間口を広げた。
留学先の学校から発行されたID・パスワードを入力し、検索ページに移行する。英語・中国語・韓国語の3カ国語に対応しており、それぞれの専門スタッフがインターネットと電話を通じて入居手続きを行う。同社が扱う物件はサブリースのため、重要事項説明などを含め店舗へ来店する必要がなく成約することができるという。
まず、最初の契約期間は1カ月。来日後に賃料の引き落としができる銀行口座を開設し、店舗に出向いて長期契約に切り替えるという流れだ。同サービスを利用した特典として、はじめの短期契約料から3%、その後の長期契約から2万円が割引される。
8月現在、LAMスクールに参加する大学は149校157キャンパスで、秋の留学シーズンには1500件の反響を見込む。