ストック収入となる賃貸管理業を伸ばしたい会社は多いだろう。だが、管理業務の収益構造や人員構成などは各社で大きく異なり実態が不透明だ。そこで本紙は管理会社12社を取材し、売上高に占める管理業の割合や一人当たり管理戸数の実態・各社の課題などを調査。第2回目の今回は明光トレーディング、ライフコーポレーション、グローバル・リンク・マネジメントの3社を紹介する。自社との比較や組織作りに役立ててほしい。
明光トレーディング、首都圏で3千戸弱を管理
設備交換・リフォーム保証で差別化
中古収益不動産販売が主力事業の明光トレーディング(東京都渋谷区)では、売上高の約65%を収益不動産販売事業が占め、約20%の割合で賃貸管理業、3位に自社物件の賃貸業と続く。なお、賃貸管理の中には、賃貸仲介売り上げも含む。