新入社員が現場に出る季節。賃貸管理業をはじめとする顧客対応の最前線では、若手たちが、クレーム対応など「現場の洗礼」を受け始める頃ではないでしょうか。
■「素直で誠実」の裏にある「ストレスへの敏感さ」
以前も紹介した2026年3月卒の学生約9万人のパーソナリティー調査を見ると、現代の若者は「素直さ」や「協調性」「誠実性」のスコアが高い一方で 、「仕事の負荷へのストレス耐性」や「自分を奮い立たせる力」が低い特徴を持っています。与えられた役割に対して素直に向き合おうとする反面、予期せぬトラブルやクレームなどの強い負荷に心理的ダメージを受けやすい「繊細な側面」を持つということです。
■理想と現実のギャップを埋める「RJP理論」
ストレスに敏感な彼らが、壁を乗り越えるためには何が必要なのでしょうか。答えの一つが、採用・内定段階から行う「期待値調整」です。
組織心理学には、「RJP(RealisticJob Preview:現実的職務予告)」という理論があります。これは、採用選考の段階で、仕事のポジティブな面だけでなく、ネガティブな情報も正直に伝えるという手法です。





