プライバシーが重視される現代、深い地縁は生まれにくくなっている。そのような中、入居者同士で親睦を深められる「コミュニティー賃貸住宅」が注目されている。交流イベントなどを通して、入居者同士が人間関係を築くことができるコンセプト住宅だ。「コミュニティー賃貸住宅」の中には、物件がある地域の住民と入居者間で親睦を深める機会を設ける物件がある。なぜ地域住民も交えて関係性を育んでいるのだろうか。
地域住民も交えた催し開く
餅つき大会に100人以上参加
顔見知りの多い安心感
夕食作りを当番制で行う『コモンミール』など独自の取り組みをするコミュニティー賃貸住宅『コレクティブハウス 聖蹟』。よりよい生活が送れるように住民同士が話し合った結果、地域住民も街づくりの仲間と考え、イベント『これからカフェ』を始めた。今では2カ月に1回の頻度で開催している。