管理会社に聞く入居者対策①【後編】 マエダエステート, 村上不動産 企業|2021年02月18日 本社外観 賃貸管理事業では、自社管理物件での入居率の維持・向上が欠かせないが、考え方や取り組み方は会社によって異なる。地場企業2社の事例を紹介する。 マエダエステート、客付けへの協力体制を整える 「可能な限り要望に応える姿勢も必要」 管理戸数2658戸のマエダエステート(大阪府寝屋川市)は、賃貸仲介事業者が自社管理物件を客付けしやすい状況をつくることを重視し、管理物件の入居率が94%と高水準を維持している。仲介事業者が客付けしやすい状況にするためには、「自社物件の情報を見つけてもらいやすい状況をつくること」と「急な依頼に応えられる体制を構築しておくこと」の二つがカギになる。