税理士法人タクトコンサルティング(東京都中央区)では1月12日に開催した「新春タクトセミナー」で約660名の参加者を集めた。参加したのは税理士を始め、保険会社、不動産会社、金融機関等、オーナーなど。
毎年恒例で行っている同セミナーでは、第1部が同税理士法人の税理士による「税制改正大綱に基づく平成23年度税制改正のポイント」を講演。第2部では「~じっとしてたら大増税!~ 税制改正に対応する資産活用の活性化」をテーマにパネルディスカッションを行った。パネリストには関根稔法律事務所所長 弁護士・公認会計士・税理士・関根 稔氏、福田財産コンサル福田郁雄社長、同税理士法人代表社員の本郷尚氏、コーディネーターが不動産ジャーナリストの太田三津子氏で、相続の現場にさまざまな立場でかかわるパネリストによるこれからの相続対策について活発に意見が交わされた。
生前贈与の必要性や法人化の有効性、さらに収益性がある不動産を承継していくことで、スムーズな相続を行えるという話に参加者は熱心に耳を傾けていた。