賃貸の空室で麻薬受け取り 東京税関 事件|2022年04月12日 3月29日に東京税関本関で開かれた記者会見の様子 東京税関は3月29日、賃貸住宅の空室を受け取り場所とし麻薬の密輸入を行った中国籍の犯則嫌疑者2人を、関税法違反で東京地方検察庁へ告発したと発表した。昨今、アパートやマンションの空室を悪用し麻薬を密輸入する手口が続き、東京税関は警戒を強めていた。 中国籍の2人を関税法違反で告発 本事案は、犯則嫌疑者2人が共謀し、麻薬であるケタミンの日本国内への輸入を計画、また輸入したもの。輸入計画は2度にわたる。このうち1件は東京税関職員による検査で発見され、輸入に至らなかったが、どちらも受け取り先住所が埼玉県の賃貸住宅に指定されていた。