アパートの新ブランドを発売
投資用アパートの開発や賃貸管理を行うリンクス・エステート(千葉県船橋市)は、賃貸アパートの新ブランド「Lynxia(リンクシア)」を発表した。1号物件は2025年11月に竣工。従来の開発物件よりセキュリティー面を強化し、設備を充実させた。
物件名は「グレアス船橋」で、京成電鉄本線大神宮下駅から徒歩3分に立地する。木造3階建て、全12戸の物件だ。間取りは1LDKで専有面積は35.2~37.64㎡。
同社の開発アパートは、金銭的余裕のある30~40代の単身女性を入居者のメインターゲットに据えている。女性が喜ぶ設備は男性も喜ぶ可能性が高いと同社は考える。男性向けのデザイン・設備には男性にしか好まれないことが多い。一方、女性向けにした場合は万人受けしやすく、男性にも好評であるという。従来の物件でも女性向けを意識し、防犯カメラや宅配ボックスなどのセキュリティー設備に力を入れてきた。
Lynxiaシリーズでは、これらに加えて各戸の玄関に静脈認証によるスマートキーを導入した。エントランスはスマートフォンで解錠できるオートロックにすることで、キーレス化を進める。宅配ボックスは物理的な鍵が必要だが、鍵をなるべくスマートキーに切り替えることでオーナーや管理会社による鍵の管理の手間をなくす。
さらに、美容機器メーカーのMTG(愛知県名古屋市)と提携。「ReFa(リファ)」の美容シャワーを設置し、女性への訴求力を強める。
こうした取り組みの結果、近隣にある3月に竣工した同社の1LDKの物件と比較し、家賃は2000~6000円高い9万6000~10万3000円に設定。10月中旬より募集を開始し、約3週間で全戸に申し込みが入った。表面利回りは土地代込みで7.1%超。営業部の鶴見剛部長は「近隣で開発した物件と比較して、閑散期でありながら約3週間早く全戸に申し込みが入った。今後は基本的にLynxiaシリーズを開発していく予定」と話す。
(2026年1月5日16面に掲載)




