鮮やかな青と黄の配色が20代女性に好評

2015年03月22日 | リノベーション

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「見せる収納」で入居者の個性を演出


鮮やかなスカイブルーの木造2階建てアパートをリノベーションし、募集後2週間で成約を得た、石井弘和オーナー。
外装と同じ青、それと相性のいい黄色を配したトイレ部分は入居者からも「色の組み合わせが気に入った」を好評を得た。


【アフター】トイレ.jpg

JR横浜線淵野辺駅から徒歩12分。
都心に通勤する入居者にとっては決して好立地とは言えない同アパートを、現代美術家でもある石井オーナーがリノベーションをした今回の事例。
「入居者が住んで初めて完成する空間」を目指し、見せる収納を部屋の各所に散りばめた。
間取りはワンルーム。
最も特徴的なのは、クロゼットを改装して作った読書スペースだ。


before
【ビフォー】.jpg


after
【アフター】リビング.jpg

ダークブラウンのフローリングが拡がる部屋の一角に畳風のCFを敷き、座り込んで本を読める空間に。
可動棚を設けて、お気に入りの本もディスプレイできるようにした。
クロゼットの代わりに新設したのは、壁面に取り付けた鉄製のバー。
これも見せる収納の一つ。
入居者の衣服のセンスが部屋の印象を変えていく。
2面採光の窓上にある幅広のカーテンボックスも、小物を飾るには十分なスペース。
フリーカメラマンとして活躍する入居者にとっては、自身の作品を展示する場所としても重宝するだろう。
「住宅リノベーションは今回が初めて」と話す石井オーナー。
同物件を管理する東郊住宅社(神奈川県相模原市)の池田峰氏と打ち合せを繰り返し、完成にこぎつけた。
空間構成の把握に苦戦したが「おもちゃっぽい作りにしたかった」(石井オーナー)という意図は入居者へも届いたようだ。
工事費は50万円。
賃料は相場よりも1万円高い5万5000円。

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