天井のアクセントクロスでインパクト高める
2016年01月22日 | リノベーション
JR港南台駅から徒歩10分に立地する木造2階建てアパート「サザンコートハイツ」。
リノベーション後、賃料3万9000円プラス管理費2000円で募集1週間で単身男性の入居が決まった。
近年、横浜市内では、供給過多で駅近で新築という好条件でも埋まらない物件が目立つようになっている。
三春情報センター(神奈川県横浜市)のリーシングアシスタント野澤志江氏は、築25年のありふれたロフト付き1Kの同物件は、このままでは家賃を下げざるを得ないと考えた。
そこで、前の入居者が退去したのを機に、オーナーにリノベーションを提案した。
投資額は約30万円。
もともと壁と床は白一色だったが、壁の一部にはアクセントクロス、天井にもブルー系のクロスを張り、第一印象にインパクトを与えた。
また、部屋を広く見せるための工夫も凝らした。
ロフトに掛かるハシゴ付近の壁にはデザイン照明を設置。
平面だった壁のワンポイントになり、部屋に奥行きが出た。
リビングの扉は内開きから外開きに変更し、部屋を広く使えるようにした。
「内見に来た人の印象に残るような内装を心掛けている。入居する男性はアクセントクロスの柄が気に入り、決め手となったようだ」(野澤氏)