不動産取引に関するシステムの開発・販売を行うイタンジ(東京都港区)は、手書き書類を読み取って自動でデジタルデータ化するサービス『OCRくん with AI inside』の提供を24日に開始した。
管理業務の効率化を図る
『OCRくん with AI inside』は、原状回復の見積書・請求書や来店者アンケートといった手書きの書類や身分証のコピーなど、不動産の管理を行う際に発生するさまざまな紙の資料をAIを使って自動でデジタルデータ化するというもの。データはCSファイルで出力される。基幹システムへのデータ入力など、従来はスタッフがパソコンを使って手打ちで行っていた作業をAIに任せることで業務の効率化を図られる。AI inside(エーアイ インサイド:東京都渋谷区)の文字認識AIを活用しており、読み取り精度は96%以上となっている。