ARTH、エネルギー自給のホテル誕生

ARTH

2023年02月24日

WEAZER西伊豆は高台に立ち室内からは駿河湾が一望できる

 空き家や遊休不動産の利活用を手がけるARTH(アース:東京都中央区)は2022年6月、エネルギーと水を100%自給できるオフグリッド住宅「WEAZER(ウェザー)」を開発。同年12月には、同商品を活用した宿泊施設の第1弾「WEAZER西伊豆」をオープンした。

SDGsで地域活性化目指す

 オフグリッドとは、電力会社が提供する電力網に頼らずに電力を自給自足できる状態のことだ。WEAZERでは、屋根に太陽光パネルを設置し、大型蓄電池も搭載することで電気を自給する。余剰分は天候が悪い際に活用できるよう、蓄電する仕組みだ。
 水に関しては、上水は貯水タンクに貯めた雨水をろ過・滅菌して活用。トイレの排水は特殊なろ過装置により、汚水が排水として流れないように設計してある。
 さらに、電気自動車(EV)の充電設備も導入しており、余剰電力で車の充電が可能。発電エネルギーが逼迫(ひっぱく)した際は、EVから電力供給も可能だ。

ARTH.pngWEAZER西伊豆の屋根(左)と正面の外観(右)


 同商品は幅約6m、奥行き約2・4m、高さ約2・6mの居住用のコンテナサイズだ。工場でほとんどを製造し、現地で組み立てる。基礎工事を除き、現地での設置作業は2日程度で完了する。そのため、イベント時の一時的な需要や、災害時の仮設住宅としての活用も見込む。
 同社はWEAZER西伊豆の立地する静岡県沼津市の舟山地区で、さらに2棟のWEAZERの設置を計画している。今後は同地域を、WEAZERを活用した地方創生のモデル地域にしていきたい考えだ。
 23年3月までには、西伊豆エリアでSDGsによる町づくり会社を設立する予定だ。地元金融機関や、同社のビジョンに協賛する地元企業からの投資を募集していく。

(2023年2月20日号7面に掲載)

検索

アクセスランキング

  1. 管理戸数ランキング1000社超から分析 賃貸管理ビジネスの生存戦略とは【動画】

    全国賃貸住宅新聞社

  2. 物件不足で社宅探しの時期分散

    リロケーション・ジャパン,三和アイシス,タイセイ・ハウジー

  3. 京都府・商店街創生センター、商店街の未来 語り合う

    京都府・商店街創生センター,ホーホゥ

  4. ハウスメイトマネジメント、高齢者の「入居後」問題に挑む

    ハウスメイトマネジメント

  5. グローバルトラストネットワークス、外国人向け転貸サービス開始

    グローバルトラストネットワークス

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ