即時対応を実現、顧客満足度の向上を狙う
外国人支援事業を展開するグローバルトラストネットワークス(以下、GTN:東京都豊島区)は、顧客向けの生活サポートアプリ上で生成AI(人工知能)を活用している。利用者からの生活相談の一部を即時返答できるようにすることで、顧客満足度の向上を狙う。
生成AIを利用するのは、外国人向けの生活相談アプリ「GTNアプリ」。日本で生活していくうえでの基本的なルールの確認から、小さな困りごとまで相談することができる。利用する生成AIは、OpenAI(オープンエーアイ:米国カリフォルニア州)が開発した「Chat(チャット)GPT」だ。GTNの創業時から蓄積してきた生活相談の質問および返答内容をChatGPTに覚えさせ、自社専用にして活用する。ベータ版は4月10日に公開し、8月21日時点での同アプリのダウンロード数は5500件超だ。