コロナ禍を脱却、都心へ回帰

【連載】リクルートSUUMO不動産トレンド最前線

統計データ|2024年05月10日

東京近郊のシングル需要回復

 アフターコロナになって初のオンシーズンとなった2024年。賃貸マーケットの動向は23年と比べどのように変化したのか。「SUUMO(スーモ)」に掲載された一都三県の各行政区の物件掲載データを一部抜粋し、探っていきたい。

 まず全体の傾向として、新型コロナウイルス禍で特徴的だった都心から郊外への動き、テレワーク需要の高まりからより広めの物件を求めるトレンドが一段落し、再び都心へ回帰する流れが起きている。

 また、外国人需要の増加も相まって、ワンルーム・1Kが好調、賃料も上昇している。一方で、カップル・ファミリー向け物件は、対23年で比較すると若干勢いは落ちたものの、売買物件の高騰から賃貸に留まる層が存在し、まずます好調に推移している。

 また一定の新築供給のあるエリアでは玉突き的に入居者の回遊が発生。高い新築の賃料水準に呼応する形でそれ以外の物件の家賃の引き上げも行われている。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『「住みたい街」関西版、梅田三冠』

検索

アクセスランキング

  1. 繁忙期、成約「増加」が4割

    エンクル,京都ライフ

  2. 新しい暮らし創出研究会、家具付き賃貸市場を考える

    一般社団法人シェアリングエコノミー協会

  3. パナソニックエレベーター、賃貸向けエレベーター新商品

    パナソニックエレベーター

  4. 池田泉州HD、家賃債務保証事業に参入

    池田泉州ホールディングス,近畿信用保証,ジャックス

  5. Live Search、物件情報の掲載代行開始

    Live Search(リブサーチ)

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅住新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ