不動産会社向けに人工知能(AI)による賃料査定サービス「スマサテ」を提供するスマサテ(東京都品川区)は19日から、スマサテの賃料査定結果画面において、Open(オープン)AI(米国カリフォルニア州)の対話型AI「Chat(チャット)GPT」の活用を本格的に開始した。査定結果の内容に、新たな項目として「GPT自動生成エリア説明(β版)」を追加した。
賃料査定に地域情報を追加
賃料査定時に入力された物件の住所を基に、ChatGPTがインターネット上の情報から、地域の特徴やどのような施設があるかといったテキストを自動生成し、結果に表示する。
エリアの情報が査定結果に加わることにより、不動産会社が賃貸住宅の販売や売買仲介を行う際、エリアの説明を併せてでき、営業の質を上げられるとみる。
同項目の情報に別途料金はかからず、ユーザーである不動産会社側が追加で行う業務は発生しない。
高澤郁理取締役は「AIを活用することは、スマサテのサービスの付加価値になると考えている。当社が保有するデータを基に、賃料査定結果のグラフなどに、ChatGPTが生成したテキストを加えることも検討している」と話した。
スマサテは全国で約2000社が利用する。今後も、機能を追加し、不動産会社のスタッフが経験や手作業に頼っていた業務をスマサテが支援していく。
(2023年6月19日3面に掲載)





