東急不動産(東京都渋谷区)は19日、サステナブルな活動拠点を目指す複合型賃貸住宅「Forestgate Daikanyama(フォレストゲート代官山)」を開業した。一部の住戸を除いて1次募集した全住戸に、開業前から入居申し込みがあった。
全住戸に植栽、循環型社会提唱
同物件は、東急電鉄東横線代官山駅に直結し、MAIN(メイン)棟とTENOHA(テノハ)棟の2棟からなる。MAIN棟の設計デザインは、建築家の隈研吾氏が手がけた。
MAIN棟は、地下2階・地上10階建ての複合型賃貸住宅。居室は全57戸で、一般向けにも開放したシェアオフィスや商業施設を併設する。住戸の間取りは1LDK~メゾネットと幅広く、広さは約60~310㎡。家賃は共益費込みで約50万~400万円超となる高級賃貸だ。
入居申し込みは法人が7割程度を占め、自身で会社を経営している層が多いという。