近隣住民による迷惑行為への法的対応

【連載】弁護士が解決!!身近な不動産トラブル 第138回

法律・制度改正|2026年06月11日

近隣住民の物件内迷惑行為 裁判、自治体へ保護申請で対応

 当社は、アパートの賃貸を行っています。当社賃貸アパートの敷地内に近隣住民の方が出入りして、入居者のお子さまを怒鳴る、部屋のドアをたたくなどの被害が複数回発生しています。

 警察からは「以前から相談が寄せられているが、意思疎通が困難な状態で対応に苦慮している。刑事事件として対応することは難しい」と言われました。入居者の安全を守るため、敷地内への立ち入りを制限するなどの法的な対策はないでしょうか。

 結論から申し上げますと、裁判所に対し立ち入り禁止の仮処分を申し立てる方法と、精神保健福祉法に基づく保護申請を検討するという、二つの対応方法が考えられます。

 まず、裁判所に対し、暫定的な処分として立ち入り禁止の仮処分を申し立てることが考えられます。この手続きが認められるためには、①被保全権利と②保全の必要性が必要です。

 本件では、貴社は、アパートの占有権等を有しており、これらが被保全権利として認められる可能性があるものと考えられます。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『外国人留学生の生活ルールにまつわるトラブル』

検索

アクセスランキング

  1. 家賃改定「実施」が87%

  2. 長谷工ライブネット、首都圏の賃料相場マップ販売

    長谷工ライブネット

  3. Japan電力、空室期間中の電気料金が無料

    Japan電力

  4. 船井総合研究所、成長企業12社を表彰

    船井総合研究所,井村屋グループ,不動産SHOPナカジツ

  5. ヤモリ、富山で空き家再生 年10戸取得へ

    ヤモリ,日本海ガスグループ,はこだて西部まちづくRe-Design

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ