「1年間、建築を受注できなくてもつぶれない会社をつくってきた」と語るのは、大成ハウジングの佐々木良泰社長だ。創業時から、建築費を抑えつつ、借り上げて管理収入を確保するストック重視型の賃貸建築会社として盤石な経営体制を築いてきた。佐々木社長は今期限りでの社長交代を視野に入れており、設立30年の節目にこれまでの軌跡を振り返る。
仙台で設立30年、年21棟完工
リピート顧客7割 入居率重視が特徴
―前期の業績を教えてください。
2025年4月期の売上高は約55億9000万円、経常利益は約3億7000万円でした。売り上げ・利益共に前期比で増収増益で推移しています。創業時から、賃貸住宅の建築と管理をセットで受託し、ストック収入を積み上げてきました。商圏は、宮城県仙台市を中心とした宮城県全域になります。建築は集合住宅が中心で、年間平均20棟ペースで推移しています。25年4月〜26年3月の1年間は、21棟65戸を完工しました。管理戸数はサブリースを含め約9000戸になります。このうち、約340戸を自社保有しています。―御社が造る賃貸住宅の特徴は。戸建て賃貸からマンションタイプまで幅広く建築を行いますが、25年度に完工した21棟はすべて木造アパートでした。1Kタイプの集合住宅は、3階建ての場合1棟あたり全9〜12戸、2階建ての場合は全6〜10戸の規模感が中心となります。





