ITサービスのスマサテ(東京都品川区)は、同社が提供する人工知能(AI)を活用した賃料査定サービス「スマサテ」の月間利用件数が約10万件に到達したことを、全国賃貸住宅新聞の取材で明らかにした。スマサテとは、約1100万件に及ぶ賃貸住宅の賃料のデータなどを基に、AIが自動で賃料査定を行うシステム。
投資家向けサービス今春開始
全国の賃貸管理会社やデベロッパーを中心に、導入企業数は2434社となり、1年で約700社が新たに利用を開始した。登録利用者は1万3400人に達した(共に2023年11月29日時点)。
導入企業の伸びについて、山岸延好社長は「AI賃料査定システムの認知度の高まりと、利用企業からの紹介や口コミが増えていることが要因であると考えられる」と話す。