オーナーの利益を第一に追求

【連載】CPM®がもたらす高い職業倫理とプロフェッショナルスキル 第53回

管理・仲介業|2024年02月06日

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資格を取得し投資知識を習得

 私は、地主の家系に生まれ、現在、自社で保有管理する収益不動産の管理業務に従事している。

 CPM®を2年前に取得し、私自身、不動産管理と、アパマン経営スキル・投資に関する知見が劇的に飛躍し、大きな手応えを感じている。何よりも国債、株式、預金など複数の投資商品と並列で収益不動産を優劣比較ができるノウハウが習得できたことが大きな収穫であった。それにより国内不動産にしか投資ができなかった自分が、世界のあらゆる商品に対して投資していけるきっかけを手にすることができたからだ。

 とりわけ、金融緩和の波に乗り、ここ10年ほどで資産を急拡大した投資家系の不動産オーナーは、資産全体をうまく増やしていければ、投資対象は不動産でなくてもよいと考えている傾向が見受けられる。

 つまり、他の投資商品と収益不動産を同列で考えている傾向が強い。

 しかし、地方の不動産管理会社や仲介会社にはそれらを同列に比較した上で、収益不動産を提案する能力、経済動向を読む能力を持つ者はそう多くはないのではないか。

 旧態然とした日本の不動産業界の風土だからこそ、CPM®のノウハウは他の不動産業者との大きな差別化になるであろうと感じている。

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