ヤマモト地所、賃貸ブランドを展開

ヤマモト地所

管理・仲介業|2024年02月27日

ワンルームでも2.7畳のウォークインクローゼットを導入

 賃貸管理・仲介や売買仲介を行うヤマモト地所(高知県四万十市)は、賃貸住宅のブランド「シマレント」を展開している。募集を開始した当日に満室になった物件もあるという。

設備で差別化、全戸満室

 シマレントの物件はメゾネットタイプの木造アパート、もしくは木造戸建ての賃貸住宅となっており、2020年に提供を開始した。

 同社が土地をオーナーに対し売買仲介し、賃貸住宅の企画を行う。現場監督と同社の段取りで、オーナーが地場の業者に建築を分離発注することで建築コストを抑えている。管理はヤマモト地所が請け負う。

 2日時点までに、アパートタイプを7棟31戸、戸建タイプを4棟と、計35戸を提供する。

 狭小地や不整形地を活用していることもあり、土地のサイズや形に合わせて、企画を行えるのが強みだ。間取りはワンルームから3LDK、入居者は20〜50代の単身者やファミリーなど幅広い。

 家賃は5万〜8万5000円。管理費など諸経費も入れたうえでの総事業費利回りは7〜8%強だ。

 シマレントで企画した物件の全戸が満室稼働しており、退去を待つ入居希望者もいるという。物件によっては建築前の更地の状態で満室になったものや、募集開始当日で満室になったものもあるという。

 シマレントは「四万十市で暮らす人のための新しい賃貸住宅」をコンセプトに展開。

 そのため、商圏にある物件でも珍しいアイランドキッチンを導入するほか、単身者向けの間取りであってもガス乾燥機を設置。ワンルームでもウォークインクローゼットを広く確保する。特に防音にはこだわり、隣室の音が気にならないように、隣の居室との間に階段や水回り、クローゼットを挟むなどして、リビングでは隣室の音が気にならないようにするなど、従来の賃貸住宅にはない設備や機能を備える。

 山本祐司社長は「自分が造ってみたい物件を企画し、物件を気に入った人に入居してもらっている。毎回、自分の家を造っている感覚」と話す。

 シマレントの自社所有も計画しており、24年中には1棟目を建築する予定だ。

山本祐司社長写真

ヤマモト地所
高知県四万十市
山本祐司社長(48)

 

 

(2024年2月26日4面に掲載)

おすすめ記事▶『ヤマモト地所、オーナーの物件訪問時に提案』

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