日の出企画(静岡県三島市)は行政と連携し、空き家と入居者のマッチングと再生コンサルティングを行っている。入居者が決まってからリノベーションを行う手法を取ることにより、再生コストを抑制。継続しやすい事業形態を取っている点が同社事業の特徴だ。
10年間で80人が独立
相談は年間150件
日の出企画の山田知弘社長は、行政からの要請で空き家再生に携わるようになった。
商圏は静岡県東部の沼津市、三島市、裾野市、富士市、富士宮市、長泉町。売上高は非開示だが、コンサルティング報酬と賃料収入が売り上げとなる。
住居・店舗用として空き家を探している人からの相談は年間150件ほど。そのうち、年1~5件が開業に至っている。
同社が空き家再生事業を始めたきっかけは、15年ごろ沼津市役所と公民連携で空き家対策に協力したことだ。以降、行政と連携を取る形での空き家再生事業を始めた。
山田社長は「全国的に既存資産を活用して自治体の経営課題を解決するリノベーションまちづくりが広まりつつあった。その流れに乗り、沼津市役所から一緒に空き家再生をやってもらえないかと声をかけてもらった」と話す。
起業希望者向けの施設の運営や、空き家活用を促すイベント・セミナーの講師などを行政より委託されている。
場所貸し、起業支援
同社の空き家活用は、移住者やコワーキングスペース利用者の開業の受け皿になっている。





