千葉県の団地でモニター開始
高齢者見守りセンサーの販売を行うテクノスジャパン(兵庫県姫路市)は2月より、千葉県松戸市の常盤平団地で希望者を対象に見守りシステムを無償貸与するモニター実験を開始した。
貸与するのは、1月に開発した「絆コール」。赤外線を利用した人感センサー搭載の専用機器を部屋に設置することで、入居者の活動の有無を見守るシステムだ。12時間・24時間・48時間のいずれかの時間以上、見守り対象者の動きが検知されない場合、登録したメールアドレスに通知が送られる。低消費電力で長距離データ通信が可能な無線通信技術「LPWA」を利用しているため、Wi-Fi環境は不要。コンセントに差し込み、電源を入れるだけで設置が完了する。