ストーンズ、チームで物件の価値向上提案

ストーンズ

物件紹介|2024年04月08日

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(上)さびた雰囲気を持つフロアタイルを採用し、ビンテージ風の室内にした(下)畳のある1DKだった

改修後、家賃が平均20%上昇

 神奈川県横浜市北部を主な商圏とし、賃貸住宅を約3800戸管理するストーンズ(神奈川県川崎市)は、リノベーション工事の受注に力を入れる。専有部のリノベを社内のデザイナーと建築士がプランニングするサービス「へやリノ」で同社がこれまでに蓄積した入居者ニーズを反映させたリノベを提案している。リノベ後の賃料は、原状回復工事のみの場合と比較して平均で20%ほど上昇した。23年5月から24年3月末までの受注件数は3件で、これまで14件の施工実績がある。平均受注単価は360万円だ。

 同サービスは、2019年に開始。以前から社内で収益物件の新築企画を行っていた建築士2人とデザイナー1人が中心となって実施している。

 プランニングは、解約予告が入った、退去の1カ月前から始まる。まず、オーナー担当者とデザイナー、建築士が間取りなどについて打ち合わせを行う。

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