仲介件数を倍増させる。それには個の力だけではなく、チームで支える自律した組織改革が必要だった。ボトムアップ型への成長の軌跡を追う。
組織を改革 2年で仲介24%増
前号(2月23日号)でも述べたように、2019年の良和ハウスの仲介件数は、9333件。当時、営業部次長として就任した飛田健太氏(現賃貸営業部部長)は、18年を超える高い売り上げ目標を掲げ、まさに昭和の伝統ともいえる、トップダウン形式の管理統率型マネジメントで引っ張った。
この時、確かに、IT重要事項説明(重説の100%化)、反響専任のウェブカスタマーチームの設置など、働き方をがらりと変えるセンターオペレーション型へ、次々と施策は展開され、IT化やDX(デジタルトランスフォーメーション)化が推進された。ミスなく、決められたルールによって妥協なく行動改革が進む一方で、現場は業績プレッシャーやKPI(重要業績評価指標)に追い詰められ、新入社員は半数退職した。





