地域活性化と学生成長に貢献
空き家の利活用を考える会員数4万8000人のコミュニティー「空き家の会」を運営するスクリーフ(兵庫県神戸市)は、神戸大学経営学部と提携した。同社が再生中の空き家「KIKKAKE PLACE(キッカケプレイス)」の一部の運用を学生が企画し、地域活性化につなげる。
KIKKAKE PLACEは、神戸市兵庫区の平野商店街内にある空き家で、全7室の店舗兼住宅だ。同物件は、これまでに空き家の会のメンバーや、同社の光山和弥社長の母校の学生、地域の子どもたちと協力し再生してきた。一部はすでにシェアキッチンやイベントスペース、レンタルジムなどにリノベーションし、運営中だ。
内田ゼミの学生らと内田教授(右上)、光山社長(右下)