ピタットハウスネットワーク(東京都中央区)は5月21日、「SEA(シー)ネットワーク全国大会2024」を「グランドプリンスホテル高輪」で開催。加盟不動産会社の経営者を中心に82社140人が参加した。
冒頭、SEAネットワーク事務局の新田望事務局長が2023年度の活動を報告した。23年度は、同ネットワークの加盟企業の経営者が、地元の有力加盟企業から経営を学ぶ試みを開始。ニッショー(愛知県名古屋市)や平和住宅情報センター(宮城県仙台市)を訪問し、差別化戦略についての勉強会を実施した。
23年の社宅代行送客件数は1万3431件と前年比107%、成約件数は4247件で同104%と増加した。一方、成約率は31.62%と同0.75ポイント減だった。
続いて、スターツコーポレーション(東京都中央区)の磯﨑一雄社長が「10年前となる13年の社宅代行送客数は3085件、成約数は1012件。皆さまの協力と努力のおかげで着実に件数を伸ばしている。今後もウィンウィンの関係で居続けたい」とあいさつした。
次いで、リライフ(東京都千代田区)の鈴木卓人社長が加盟企業を代表し「非属人的経営と従業員満足度を上げるシステムづくり」をテーマに講演。個人の能力に依存しない会社づくりが求められていると、自社の事例を基に説明した。
(2024年6月10日1面に掲載)