スマサポ、入居者アプリで受電件数減

スマサポ

その他|2026年01月13日

イベント会場内の様子

事例発表会を開催

 入居者向けアプリ「totono(トトノ)」を展開するスマサポ(東京都中央区)は、「第3回事例発表会」を2025年12月4日に開催した。

 同アプリを導入している不動産会社の成功事例のほか、同アプリの新機能、今後の展望について発表した。

 今回事例発表会で登壇した不動産会社の多くは、totonoを用いることで入居者からの問い合わせ受電件数が減ったと話した。例えば、管理戸数1万4259戸の成都管理サービス(大阪府豊中市)は、24年1月に同アプリを導入。IVR(自動電話応答システム)で受けた受電履歴を同アプリに送信し、アプリのチャット上で対応した結果受電件数が3割減少した。

 管理戸数4500戸のエヌアセット(神奈川県川崎市)は、同アプリとコールセンターを用いて、入居者対応の一次受付を完全に外注した。その結果、問い合わせ件数が8割削減された。

 管理業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化の実例もあった。管理戸数1万2 400戸のアーウィン(福岡市)は、入居前の必要書類を同アプリで送信。ペーパーレス化とアプリダウンロード率の向上を図った結果、書類の印刷・郵送代を年52万円、業務時間を132時間削減したという。

 管理戸数1万1173戸の前田(東京都渋谷区)は、既存入居者へ賃料改定のお知らせと電子上での合意を同アプリで行った。チャットでのやりとりにハッシュタグ機能で「#賃上げ交渉」「#承諾」「#解約」と付けることで、同アプリの管理画面で業務進捗(しんちょく)を確認。効率化につながった。

 同イベントの開催会場は東京都千代田区「グラントウキョウサウスタワー」。参加人数は会場で62人、オンライン参加で69人だった。

 同イベントの最後にはスマサポの小田慎三CEOが登壇。「AI(人工知能)を活用した取り組みを進めていく」(小田CEO)

(2026年1月12日4面に掲載)

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