みなし仮設として納入
賃貸管理や収益不動産の販売などを手がけるCon Spirito(コンスピリート:東京都目黒区)は、能登半島地震の被災者向けの賃貸型応急住宅(みなし仮設)として、トレーラーハウスを提供した。
一般社団法人日本RV・トレーラーハウス協会(東京都千代田区)からの協力要請を受け、4月に石川県内灘町に1戸を納入。同協会としては、これまで合計60戸を提供している。被災地からの需要は800戸あったが、災害時に提供する制度が整っていないことと、在庫を多く持つ協会企業が少なく、提供できる車両が集まりにくかったという。
Con Spiritoが納入したトレーラーハウスは、自治体が同社から2年間借り上げ、入居者に転貸する仕組み。2年分の賃料350万円のほか、移動にかかる交通費もすべて自治体から支払われるという。
能登半島地震後、同協会には他地域からも防災協定締結の要望があり、現在5県との締結に至っている。
Con Spiritoの村上幸生社長は「万が一のときに移動可能であることがトレーラーハウスの利点の一つ。今後、他地域との防災協定の締結を進めながら、協会としてもトレーラーハウスの被災時の在り方を協議していきたい」と話した。
Con Spirito
東京都目黒区
村上幸生社長(51)
(2024年6月10日4面に掲載)




