リコーリース(東京都千代田区)の子会社で、外国人を対象にした入国サポートや短期住まいの仲介、サービスアパートメントの運営などを行うエンプラス(東京都中央区)は2月28日、東急住宅リース(東京都新宿区)との業務提携を発表した。東急住宅リースが全国で管理を行う賃貸住宅をエンプラスが借り上げることで、外国人の入居希望者に提供する物件数を拡大し、サービスの質の向上を図る。本格始動は4月を予定する。
外国人顧客への紹介物件拡大
約8000社に上るエンプラスの取引先において外国籍の社員との個人契約をメーンに、部屋探しから入居後の管理サポートまでを行う。マスターリース契約の対象となる東急住宅リースの管理物件は、全国に約11万5000戸(2021年12月末時点)だ。