仲介業から事業広がる
総合不動産事業のRIAグループで賃貸仲介を手がけるワンダーライフ(愛知県名古屋市)は、2020年4月に外国人向け仲介部門の国際リーシング課を設立した。年間仲介件数の1割ほどは、外国人の仲介が占めている。25年3月末時点でベトナムやネパール、中国国籍の社員が複数名在籍しており、積極的な仲介営業に取り組む。ポータルサイトやSNS以外にも、学校法人からの依頼や口コミなどから仲介件数を伸ばす。
個人の外国人の部屋探しに加え法人契約の外国人従業員に対し、入居中の困りごとの初期対応を法人担当者に代わり対応している。25年3月末時点で、法人との間で約100戸の「外国人従業員入居者管理契約」を締結。契約法人の外国人従業員に対しての生活サポートサービスを実施中だ。
外国人仲介専用ホームページ
法人契約で入居する外国人は、入居中の困り事を勤務先に相談することが多い。物件の管理会社の窓口がわからず、勤務先企業も管理会社と外国人従業員との間に入るのに手間がかかるため、同社が外国人の入居中対応を行っている。
外国人入居者からの問い合わせは設備トラブルが多い。外国人は専門的な用語がわからず、日本語でトラブル内容を説明するのが難しい場合もある。実際に母国語での対応を希望する声が上がっていた。国際リーシング課は、母国語や英語でヒアリングし、トラブルの早期解決を担っている。
東康貴社長は「外国人の居住支援を積極的に行っていると、さまざまな相談が来るようになった。入居サポートは、設備トラブル以外にライフラインの支払い相談なども多い」と話す。
今後は、国際リーシング課で幅広い対応をするために、外国人スタッフの増員を行う予定だ。
ワンダーライフ
愛知県名古屋市
東康貴社長(60)
(2025年4月14日2面に掲載)




