研修拡充、人材育成に注力
不動産フランチャイズチェーン(FC)「ピタットハウス」を展開するピタットハウスネットワーク(東京都中央区)は4月22日、2025年の経営方針説明会を加盟店向けに開催した。会場は東京都港区の「グランドプリンスホテル新高輪」で、加盟店約280社から約550人が参加した。
第1部は表彰式。24年度の営業成績や顧客目線の店づくり・研修参加による人材育成の取り組みなどが優秀だった個人・加盟店の表彰と、加盟10年・20年の永年表彰を行った。
個人の部・賃貸部門で金賞を受賞したエポックハウス(大阪市)大阪駅前第3ビル店の阿多信治主任は、今回で3回目の金賞受賞となった。
第2部は、ピタットハウスネットワークの山﨑隆明社長が25年度の経営方針を説明した。25年度の施策として、スーパーバイザーの活動強化、人材育成のための本部主催研修の充実、加盟店向けサービスの拡充、管理システム「ピタットクラウド」のアップデートなどを挙げた。
山﨑社長は「特に人材育成に注力する。人の成長で会社の業績を伸ばし、よい人を増やすことで会社の発展を目指す。店舗の数よりも質を重視した運営を行っていく」と語った。
(2025年5月19日1面に掲載)