消臭剤などの企画・販売を行う環境改善(千葉県松戸市)は、6月20日に業務用カビ取り剤の販売を開始する。
カビ取り剤に粘度があり、浸透剤を使用しているため、塗布した箇所にしっかり付着する点が特徴だ。中込友則社長は「強アルカリ性は粘度を持たせることが難しいが、試行錯誤により実現することができた」と話す。
使い方は同商品をよくかき混ぜ、キッチンやバス・トイレなどに発生したカビにはけを用いて塗布する。20〜40分ほど置いたあと、状態を確認しながら水に流す。
容量は1本あたり550ミリリットルで、金額は3800円(税込み)。10本入りとなる1ケースからの販売を基本とする。
「現在、販売経路を検討中だ。特約店ならびに、原状回復工事を手がける不動産会社や施工会社に直接販売したり、OEM(相手先ブランドによる生産)などで商品を訴求したりしていきたい」(中込社長)
(2025年6月9日5面に掲載)