クラスコ・ホールディングス、1年で12人分の業務削減効果【AI活用どうしてる?】

クラスコ・ホールディングス

管理・仲介業|2026年05月19日

クラスコ・ホールディングス 小村 典弘 社長

 クラスコ・ホールディングス(以下、クラスコHD:石川県金沢市)は全社的なAI導入を進める。本格始動から1年で12人分の費用を削減。AIを活用したロールプレーイングによる人材育成でも成果を上げる。外部企業への支援も含め、業界全体へのAIの普及を見据える。

ロープレで成約率17ポイントアップ

全社員にAI環境

 クラスコHDは「すべての業務に、AIを」というグループスローガンを掲げ、全社でAI活用を推進。全社員に有料版の生成AI「Gemini」のアカウントを付与し、業務への活用を前提とした環境整備を行った。無料版の利用に伴う学習データへの転用や情報漏えいといったセキュリティーリスクを回避する。

 加えて、毎朝の朝礼時に、社員にAIの活用事例を発表させる取り組みを実施。現場の社員が自らAIを活用し、プログラミング言語であるGoogle Apps Scriptを使用。給与計算やメール送信といった業務を自動化する事例も生まれている。小村典弘社長は「AIはもはやパソコンのように利用するのが当たり前のツール。全員で使うことがポイントになってきている」と話す。こうした全社的な取り組みの結果、年間換算で6860万円、12人分の人件費に相当する業務削減効果が出ているという。

327の実務で利用

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