大阪都心部から北東へ約10㎞、人口11万4000人の大阪府大東市で、全国初となる民間事業者による市営住宅の建て替えと周辺開発プロジェクトが進む。大東市と共に事業を推進したのは、公民連携エージェントのコーミンだ。
「民間なら木造も造れるし、営業活動もできる」
駅徒歩5分の好立地
「morineki(モリネキ)」は、JR学研都市線四条畷駅から徒歩5分の住宅街にある約1haのエリアだ。借り上げ公営住宅、広々とした芝生の公園、レストランやアパレルショップが入る商業施設の奥に、飯盛山を借景にしたのどかな景色が広がる。まちびらきした2021年以降、年間30万人以上が訪れている。
エリアの一角、大東市北条3丁目の相続税路線価は、22年、前年に比べ25%値上がりした。以前は住民の高齢化が進んでいたが、開発前の17年に比べると、0〜14歳の人口は27%増加した。さらに、morineki周辺の戸建て住宅も子育て世帯向けに建て替えが進んでいる。
morinekiの全景。左の6棟が借り上げ公営住宅、右の2棟が商業棟。商業棟にはアウトドアショップやベーカリーも入る。奥の建物の2階には、従業員76人、年商26億円のアパレルメーカーの本社が入る





