SEAネットワーク全国大会
不動産フランチャイズチェーン「ピタットハウス」を運営するピタットハウスネットワーク(東京都中央区)は5月27日、「SEA(シー)ネットワーク全国大会2025」を開催。SEAネットワークの2025年度の方針として、企業不動産の取引増大を目指すと発表した。会場は東京都港区の「グランドプリンスホテル高輪」で、加盟不動産会社101社から170人が参加した。
ピタットハウスネットワーク・SEAネットワーク事務局の岩瀬太一事務局長が、25年度の方針を説明。社宅を軸として企業の所有不動産の取引を増大させること、役職や役割に合った加盟企業向け勉強会を開催していくことなどを挙げた。
全国大会においては、冒頭にピタットハウスネットワークの山﨑隆明社長が開会のあいさつをした後、スターツコーポレーション(同)の村石豊隆社長が登壇した。村石社長は、25年3月期の決算が5期連続で過去最高益となったことを報告。同期の売上高は2329億円、当期純利益が242億円だった。25年度はベテラン社員による若手リーダー層のサポート体制をつくり、今まで以上に社員が挑戦・成長できる企業風土を醸成すると述べた。そのほかスターツコーポレートサービス(同)の竹見和樹取締役、スターツアセットマネジメント(同)の平出和也社長が登壇した。
第2部では、クレーム対応のコンサルティングを行う谷厚志氏が、カスタマーハラスメントやクレームの対応について講演。第3部では永年加盟企業の表彰式と懇親会を行った。
(2025年6月16日1面に掲載)