課題の改善速度を重視
木造アパートの開発・建築や賃貸仲介・管理を行うハウスリンクマネジメント(東京都千代田区)は、2020年から新卒採用を開始した。毎年、グループ全体で3~5人、累計で18人を採用してきた。
同社単体での管理戸数は3625戸(5月末時点)で、24年度の売上高は約10億円だ。従業員はハウスリンクマネジメントとグループ会社で建築事業を担うハウスリンクホーム(東京都中央区)で役員を含めて73人。そのうち20代の社員とアルバイトが25人ずつと20代が中心となっている。
コア人材の育成に中長期的な時間が必要とみて、新卒採用を始めた。菅谷太一社長は「中長期的に人材育成をするには、中途のエキスパート社員を採用するより、優秀な新卒を採用するほうが、コストパフォーマンスが高く、変な癖もなく育てやすい」と話す。




