オンライン医療などと提携
外国人向け賃貸ポータルサイト「Apartment Japan( アパートメントジャパン)」を展開するDID-GLOBAL(ディアイディ・グローバル:大阪市)は、異業種との提携を拡大している。フィットネスジム、コワーキングスペース、オンライン診療の3分野と連携し、入居者の生活サポート体制を強化。Apartment Japanを利用する外国人に対し、提携企業のサービスを提供していく。
今回提携したのは4社。一つ目は、スポーツジムの利用プラットフォーム「GYMHOP(ジムホップ)」を運営するHOPPERS(ホッパーズ:兵庫県神戸市)だ。GYMHOPは、全国の提携スポーツジムをチケット制で都度利用できるサービス。今回の提携により、Apartment Japanの利用者は、GYMHOPを割引料金で利用することができる。欧米の訪日外国人は、滞在先でもジムを利用する習慣がある人も多い。気軽に利用できるジムの情報や割引サービスを提供することで、外国人入居者の利便性を高める。
二つ目は、コワーキングスペース「FUTRWORKS(フューチャーワークス)」を展開する阪急阪神不動産(大阪市) と、コワーキングスペース利用のプラットフォーム「Team Place(チームプレイス)」を運営するPerkUP(パークアップ:長野県軽井沢町)だ。阪急阪神不動産との提携では、1カ月以上日本に滞在する外国人を対象に、コワーキングスペースの利用権付き賃貸住宅を提供する。日本滞在時のワーキングスペースの確保は、住居探しよりハードルが高い。賃貸住宅とコワーキングスペースを併せて提供することで、デジタルノマドと呼ばれる、場所を限定せずに働く外国人のニーズに応える。さらにコワーキングスペースを外国人同士の交流やコミュニティー形成の場として機能させることで、日本滞在中の困り事などを解消する役割も期待される。
三つ目は、多言語対応のオンライン診療サービス「Mimipo for Travel(ミミポフォートラベル)」を運営するプロセント(東京都中央区)だ。同サービスは、日本の医師免許を持つ医師がオンライン診断を行うサービス。24時間365日利用可能で、256言語に対応する。Apartment Japanを通じて賃貸契約を行った外国人入居者に同サービスの案内を行うと同時に、あらかじめ物件情報をMimipo for Travelと共有。サービス利用時のスムーズな対応につなげる。
DID-GLOBALの近藤暁子社長は「外国人入居者が安心して生活できるようにすることで、物件オーナーや管理会社も安心して物件を貸すことができる。今後もApartment Japanと異業種の連携を広げ、外国人入居者が生活しやすい環境を整えていきたい」と話す。
(2025年10月6日8面に掲載)





